米中貿易戦争-「アメリカは対中国に対して本気で潰しにいってるから、その視点で みると、意外とまともなんだよね」

トランプ大統領が中国に対しての関税の引き上げやロシアとのINF条約 からの離脱など、ムチャクチャな政策だと批判されていますが、昨年11月 に副大統領のペンスが行った演説を読むと、完全に中国に対してブチ切れて いて、中国がまともな国になるまで徹底的に対決していくことが示されてい ます。

その視点で見ると、ロシアとのINF条約の離脱の意味もわかってきます。これは冷戦時代にソ連と結んだ条約ですが、この条約はあくまでソ連(現ロシア)との2国間しか拘束しない条約なのです。つまり、中国を拘束しないため、中国は中距離核戦力を増強させ、その核で南シナ海の周辺諸国を脅してきました。中国の増長をこれ以上許さないという意味でのIMF条約の破棄なのです。

また、関税の引き上げにも裏側には中国の産業技術盗難への対抗があります。中国のハイテク産業は他国の知的財産を盗んで成長したと言われています。実際、ファーウェイでは社員のスパイ行為に報奨金が支払われていたという報道も出ています。ペンス演説でも知的財産の盗難に対して強く批判しています。その後のファーウェイの排除を見るとわかるように、スパイ行為を行ってきた中国へのしっかりした意思が見える政策になっているのです。

テレビではトランプ大統領が野蛮な人のように印象操作されていますが、 大きな対中国戦略という視点で見ると、非常に戦略的な政策になっている のです。続きは次の記事「もう完全に米中冷戦時代だからね」にて

キャッシュレス化-「日本は治安がいいからね」」

解説:日本では現金信仰が強く、電子マネー等が普及していてもなお 諸外国に比べるとキャッシュレス比率が20%と遅れています。 中国では屋台やはたまた物乞いまでのQRコードでお金のやり取りをして いるということで、日本は遅れている等の解説がされております。

もちろん、キャッシュレスにすることで、生産性が上がりることは 否定しませんし、個人的にも便利になると思います。 しかし、そこで人とは違う視点でキャッシュレス化に疑問を呈しましょう。 中国では人民元の偽札が多く出回っている為、スマホ決済のQRコードが 普及し、アメリカも同じ偽札への警戒、インドは高額紙幣の廃止、イギリス はデビットカードの普及とそれぞれ理由があってキャッシュレス化が 進んでいるんです。

また、キャッシュレスにはお金の移動がすべて政府に捕捉されてしまうといったデメリットもあります。もちろん、脱税防止に使うのでしたら良いのでしょうが、国民の経済活動がすべて筒抜けになることは、管理社会への一歩になりかねません。特に中国では政府が国民一人一人を格付けをして管理するという話も出ているのです。

実は偽札の心配が少なく、そして何よりも治安が良いこと が現金を持つ人が多い理由なんです。日本の制度や社会の仕組みが悪いから 普及しないのではなく、逆に良い点があるから普及しないんだという 逆転の視点で見ると良いかもしれません。

国の借金-「それなら何で国債の長期金利があんなに低いんだよ」

解説:よくテレビで国の借金が1000兆円を越えて~とか国民一人 当たりにすると~のような話を聞きますが、その国債の金利は 10年で0.01%以下なんです。

つまり、みんなが国債を買っ ても10年後にきちんと帰ってくると思っているんです。どうして かと言うと、確かに1000兆円以上の負債はありますが、逆に日本国は 多くの資産も持っているからです。基本的に帰ってくる可能性が 低い人や法人にお金を貸すときは金利が高くなりますよね? 例えば通貨危機にあるアルゼンチンの国債の金利は20%を越えて います。それを考えると、日本が本当に借金がヤバくて、財政破綻して 借金が返せなくなるとマーケット関係者が考えているならば、もっと 金利が上がっていないとおかしいですよね?ってことです。

実は昨年、IMFのレポートで日本に財政危機はないという報告がされているのです。こうしたこともマスコミで報じられることもありません。マスコミが良く言う「国の借金が~」というのが、本当なのか視点を変えて見てみると答えが見えてくるかもしれません。