戦前・軍国主義-「アメリカに民主主義を教えてられたというのは嘘。国会議事堂が証拠。」

解説:戦前の日本は天皇陛下を神として信奉し、軍部が強大な権力を持っていて、軍国主義国家で国民を戦争に巻き込み、敗戦後にアメリカによって民主主義を教えられ、まともな国になったという戦後の教育で刷り込まれてきたイメージがあります。テレビも基本的にこの歴史観に沿って番組が作られており、戦前は軍部の独裁的な時代として描かれています。

大正デモクラシーはどこへいった?

しかし、もう少し歴史をさかのぼっていくと、大正時代には大正デモクラシーと呼ばれた民主的な大きな時代の流れがあり、その流れの中で1925年には普通選挙法が制定されていたのです。もちろん、これは女性に選挙権はない、今の時代から見ればまだまだ不十分な制度ですが、当時のアジア諸国の中では唯一の普通選挙制度だったのです。その後は実際にこの選挙制度の下、政友会と民政党という二大政党ができ、その2つの政党の間で政権交代すら起きているのです。これでなぜアメリカに民主主義を教えられたという話になるのでしょう。

その思い込みの大きな原因はアメリカ占領下の教育によるものです。GHQはいわゆるWGIP(ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム)という計画の下、日本の占領政策を行いました。簡単に説明すると日本が間違った戦争をしたから悪かったという贖罪意識持たせることが主たる目的で、日本人を「軍国主義者」と「国民」に分け、悪かったのは「軍国主義者」であり、その「軍国主義者」を打倒した連合軍(特にアメリカ)は正義だったのだということを宣伝していく計画のことです。これを徹底していくと、原爆投下も都市への無差別爆撃も大悪人の「軍国主義者」から「国民」を救うためには仕方なかった、日本「国民」を戦争に引きずり込んだ「軍国主義者」が悪いのであって、アメリカが悪いのではないという話になります。

みんなWGIPの被害者?

このWGIPにより、戦前の日本軍(軍国主義者)は全て悪いことしかしていないという話になりました。新聞や雑誌もGHQの検閲により、日本軍が悪いという話しか書けなくなり、日本軍の残虐行為が殊更に誇張して宣伝されました。戦時中は「大東亜戦争」と呼ばれていた戦争の名称も「太平洋戦争」と呼ぶように指導されました。極悪人である「軍国主義者」が人種平等・民族独立の理念を持っており、結果としてですが、アジア諸国の植民地からの解放に寄与したといった光の部分があったことを隠すためです。今でも「大東亜戦争」と呼ぶと何となく右翼の匂いがする空気があるのは、WGIPの効果が残っている証と言えるでしょう。

これらの占領政策により日本人は戦前の全てを否定してしまう国民性になってしまいます。何となく戦前の日本は悪いことしかしておらず、特に韓国と中国には迷惑を掛けたから謝り続けなくてはならないと思っており、そして大事なのはそうした国民の空気があったからこそ、政治家もそのような政策を続けてきました。そういった意味では現在は中国と韓国の無茶苦茶ぶりが国民に認知され、譲歩続きだった日本外交が変わってきているのは良いことだと思います。

まとめ:国会議事堂の設立は1936年

WGIPにより、戦前の日本には民主主義がなく、戦後にアメリカに教えてもらったと教育されてきた私たち日本国民ですが、これが違うという確かな証拠が現在も国会が開かれる国会議事堂です。国会議事堂の建設は1936年であり、間違いなく戦前から民主主義が日本にあったことの何よりの証拠です。もちろん、戦時中は大政翼賛会など、軍国主義的な面があったことも確かですが、それは第二次世界大戦発生後のことで、戦前の日本全てが独裁的であったわけではありません。(本当は、軍がこれだけ力を持った背後には当然国民の支持があったわけですが、これはいずれ別記事で書きたいと思います) いずれにしても、国会議事堂の設立が1936年と戦前であり、日本には戦前から民主主義があったというWGIPによって忘れさせられてしまっている事実は人にはない新しい視点と言えるのではないでしょうか。

投稿者: ミカタマン

福岡県出身、熊本在住の普通のサラリーマン。2児の父親です。ニュースを見てひとりで文句を言うのが趣味です。その趣味が高じてこのブログを立ち上げました。

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